集客できるチラシの作り方。載せるべき6要素と、業種別の作り分け

店舗販促プロ編集部公開:2026-07-28

チラシを作るとき、多くの人がデザインから考え始めます。 しかし反応が取れるかどうかを決めているのは、見た目より「何を、どの順番で載せるか」です。

この記事では、集客チラシに必要な6つの要素と、その配置の考え方を説明します。 実際にAIで生成したチラシを例にしながら、どこに何を置くべきかを具体的に見ていきます。

チラシに必要な6つの要素

業種を問わず、来店につながるチラシには次の6つが入っています。 1つでも欠けると、読み手のどこかで手が止まります。

集客チラシの6要素

  1. 1. キャッチコピー — 誰の、どんな悩みに応えるのか
  2. 2. ビジュアル — 利用イメージが一目で伝わる写真
  3. 3. 選ばれる理由 — 他店ではなくこの店である根拠
  4. 4. オファー — 今すぐ動く理由(特典と期限)
  5. 5. 行動導線 — 予約方法、QRコード、電話番号
  6. 6. 基本情報 — 住所、営業時間、地図、駅からの距離
AIが生成したパーソナルジムの集客チラシ。上部にキャッチコピー、中央に利用イメージ写真、下部に無料体験のオファーと予約欄を配置している
AIが生成したパーソナルジムのチラシ例(架空店舗)。6つの要素が上から順に配置されている

上のチラシを例に見てみます。最上部に「理想の自分に、最短で近づく。」という①キャッチコピー、その下に指導風景の②ビジュアル。 中段に「完全個室」「マンツーマン」「安心サポート」という③選ばれる理由を3つ。 下部に「無料体験受付中」という④オファー⑤予約欄(QRコード)、右上に⑥基本情報が入っています。

要素ごとの作り方

① キャッチコピー:店名を一番大きくしない

最もよくある失敗が、店名やロゴを紙面の一番大きな要素にしてしまうことです。 知られていない店の名前は、読み手にとって行動する理由になりません。

一番大きく置くべきは、読み手の関心事です。 「誰の」「どんな状態を」「どう変えるか」を、専門用語なしで書いてください。

  • 「FIT PLUS 渋谷店 グランドオープン」(店の都合)
  • 「理想の自分に、最短で近づく。」(読み手の関心事)

② ビジュアル:商品ではなく「使っている場面」

店舗の外観写真や設備の写真を大きく載せているチラシをよく見かけますが、 読み手が知りたいのは自分がそこで何を得られるかです。

施術中、指導中、食事中など、利用者が写っている場面のほうが自分ごとになります。

③ 選ばれる理由:3つに絞る

強みは多いほど良いように思えますが、逆です。 10個並べると1つも記憶に残りません。3つに絞るのが基本です。

絞る基準は「競合が言えないこと」。 「駅から徒歩3分」は近隣の競合も言えるなら弱い訴求です。 完全個室、女性専用、24時間対応など、その地域で自店だけが言えることを選んでください。

「地域No.1」「業界最安」などの表現は、客観的な根拠と調査条件を示せない場合、 景品表示法の優良誤認にあたるおそれがあります。継続率や実績を数字で書く場合は、 上の例のように算出条件を注記してください。

④ オファー:期限のない特典は後回しにされる

オファーとは「今すぐ動く理由」です。チラシを見て「良さそうだな」と思っても、 急ぐ理由がなければ、そのまま忘れられます。

  • 初回無料、初月半額など、試すハードルを下げる特典を用意する
  • 「◯月◯日まで」と必ず期限を切る
  • 割引額ではなく「何が体験できるか」で書く(例:60分の体験指導が無料)

⑤ 行動導線:予約方法を1つに絞る

電話・LINE・Web予約・来店と選択肢を並べると、かえって迷って行動されません。最も使ってほしい方法を1つ大きく置き、他は小さく添えるだけにします。

QRコードを使う場合は、チラシ専用のURLにしてください。 こうすると紙のチラシからの反応をWebで計測できます。 測り方はチラシの反響率の計算方法と測り方で詳しく説明しています。

⑥ 基本情報:地図は「駅からどう歩くか」

住所と営業時間だけでは足りません。 初めて行く人が知りたいのは駅から自分の足でどう行くかです。 目印になる建物を入れた簡易地図と、徒歩の所要時間を添えてください。

業種によって、載せる順番は変わる

6要素は共通でも、どれを大きく扱うかは業種で変わります。 同じ構成をそのまま流用すると反応が落ちます。

AIが生成したパーソナルジムの集客チラシ

パーソナルジム

AIが生成した美容室・ヘアサロンの集客チラシ

美容室

AIが生成した整体・接骨院の集客チラシ

整体・接骨院

AIが生成したカフェ・飲食店の集客チラシ

カフェ・飲食店

同じ6要素でも、業種によって強調する箇所と配色が変わる(いずれも架空店舗の生成例)
  • ジム・整体:悩みの解決を前面に。ビフォーアフターや体験オファーが効く
  • 美容室:仕上がりのビジュアルが主役。スタイル写真の面積を大きく取る
  • 飲食店:料理の写真と価格。メニューと価格帯が分からないと来店されない
  • クリニック:安心材料が優先。診療時間、資格、待ち時間への配慮

店舗販促プロでは、お店の情報をお伝えいただくだけで、 業種に合わせた構成と配色をAIが判断してチラシをデザインします。 上の4枚も、業種を変えて生成したものです。

業種ごとの具体的な作り方は、パーソナルジムのチラシ集客で、実際の商圏データを見ながら詳しく解説しています。

作る前に決めておくこと

デザインに入る前に、次の3つを言葉にしておいてください。 ここが曖昧なままだと、何度作り直しても定まりません。

着手前に決める3つ

  1. 1. 誰に配るか — 年齢層、性別、家族構成、居住エリア
  2. 2. 何をしてほしいか — 来店、電話予約、Web予約、資料請求のどれか1つ
  3. 3. 何をもって成功とするか — 反響何件で採算が合うのか

特に1つ目は、配布エリアの選定と直結します。 ターゲットが住んでいないエリアに配れば、 どれだけ良いチラシでも反応はありません。エリアの決め方はポスティングの費用対効果と配布エリアの決め方にまとめています。

まとめ

  • チラシの成否はデザインより「何を、どの順番で載せるか」で決まる
  • 必要なのは6要素:キャッチコピー/ビジュアル/選ばれる理由/オファー/行動導線/基本情報
  • 店名を一番大きくしない。一番大きく置くのは読み手の関心事
  • 強みは3つに絞る。基準は「競合が言えないこと」
  • 業種によって強調する要素は変わる。他業種の構成を流用しない
  • 作る前に「誰に・何をしてほしいか・成功の基準」を言葉にしておく

配布エリアの選定から、チラシの作成まで

店舗販促プロなら、商圏分析で反響が出やすいエリアを確認しながら、 業種に合わせた集客チラシをAIが自動でデザインします。ご相談は無料です。

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